都鳥 伊勢物語の解釈
2013年2月4日 旅行 コメント (5)名にし負はばいざ言問はむ都鳥
我が思う人は在りやなしやと
隅田川 言問い橋の一節。
伊勢物語東下りの段 在原業平 古今集
ユリカモメ の登場。
ミヤコドリ と混同したものか?
ミヤコドリは、都 ではなく、水辺に棲む鳥ではないかと、
語源を考える。ミヤコ のミは、水。ヤコ は、奴。
解らんですねえ。
ユリカモメは、百合でしょうか。
嘴と足が紅い。
ゆりかもめ、モノレールになった。
伊勢物語に 都には見かけない鳥だった、とある事は、都にはやはり黒い都鳥の方が見られたのであり、
武蔵の国で、都鳥と聞いた事を不思議に思っている、と解釈すべきなのか、
つまり、都鳥は、住めば都という意味になるかもしれない。ユリカモメを
名称無く、都鳥と呼んだが、 都鳥ではなかった事が後世に関東では忘れられたのであろう。
猶行き行きて武蔵の国と下総の国との中に
いと大きなる河あり それをすみだ河といふ
その河のほとりにむれゐて思ひやれば限りなく
とほくも来にけるかなとわびあへるに渡守
「はや舟に乗れ日も暮れぬ」といふに乗りて
渡らんとするに 皆人物わびしくて京に思ふ人
なきにしもあらず さるをりしも白き鳥の嘴と脚と
赤き 鴫の大きさなる 水のうへに遊びつつ魚をくふ
京には見えぬ鳥なれば皆人見知らず
渡守に問ひければ「これなむ宮こどり」といふをききて
名にし負はばいざ事問はむ宮こ鳥
わが思ふ人はありやなしやと
とよめりければ舟こぞりて泣きにけり
古今集
渡守に「これは何鳥ぞ」と問ひければ
「これなむ都鳥」と言ひけるを聞きてよめる
在原業平朝臣
名にし負はばいざ言問はむ都鳥
ということであると 船頭の気が利いた機転ということなのかと思った加考えなかった。
わが思ふ人はありやなしやと
我が思う人は在りやなしやと
隅田川 言問い橋の一節。
伊勢物語東下りの段 在原業平 古今集
ユリカモメ の登場。
ミヤコドリ と混同したものか?
ミヤコドリは、都 ではなく、水辺に棲む鳥ではないかと、
語源を考える。ミヤコ のミは、水。ヤコ は、奴。
解らんですねえ。
ユリカモメは、百合でしょうか。
嘴と足が紅い。
ゆりかもめ、モノレールになった。
伊勢物語に 都には見かけない鳥だった、とある事は、都にはやはり黒い都鳥の方が見られたのであり、
武蔵の国で、都鳥と聞いた事を不思議に思っている、と解釈すべきなのか、
つまり、都鳥は、住めば都という意味になるかもしれない。ユリカモメを
名称無く、都鳥と呼んだが、 都鳥ではなかった事が後世に関東では忘れられたのであろう。
猶行き行きて武蔵の国と下総の国との中に
いと大きなる河あり それをすみだ河といふ
その河のほとりにむれゐて思ひやれば限りなく
とほくも来にけるかなとわびあへるに渡守
「はや舟に乗れ日も暮れぬ」といふに乗りて
渡らんとするに 皆人物わびしくて京に思ふ人
なきにしもあらず さるをりしも白き鳥の嘴と脚と
赤き 鴫の大きさなる 水のうへに遊びつつ魚をくふ
京には見えぬ鳥なれば皆人見知らず
渡守に問ひければ「これなむ宮こどり」といふをききて
名にし負はばいざ事問はむ宮こ鳥
わが思ふ人はありやなしやと
とよめりければ舟こぞりて泣きにけり
古今集
渡守に「これは何鳥ぞ」と問ひければ
「これなむ都鳥」と言ひけるを聞きてよめる
在原業平朝臣
名にし負はばいざ言問はむ都鳥
ということであると 船頭の気が利いた機転ということなのかと思った加考えなかった。
わが思ふ人はありやなしやと
コメント
しかし川も治水灌漑があったわけでリンクしてるのか、複雑です。