あと十年は来ないでしょう


と言うと、いや、すぐにも来るかもしれません

と風呂屋さんは言った。


さすが火元だけあって、

火災が一番怖いのです


何処へ逃げましょうか



裏の畑があります


という事で、裏の畑があって良かった。


隣の隣が畑になっている。


公園はないし、町内会館もなく、ご町内教会も無くなった。



救いの道は、残されている畑である。



車が通るとひどく揺れると話すと、其れは皆同じだとのことで、



しかし、隣の庭で縄跳びするだけで響いて来ると言うと、


宅地造成での地固めの素材が必要ではないでしょうか、手抜きの面もあるかもしれないと野ことだった。


水田だと、かえって手を打つが、元が畑なので簡単に出来てるかもしれないと


ひとたび地震が来ると奇に、どうなってしまうかどうか、


取り敢えず火災の消化は無理だ、逃げるだけですとのことだった。

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