最後の追い込み

関東大震災、大正11？ それからの再来を恐れた戦後の時代、遂に今日に至りました。


東京をもっと活用した方が良かったが、地震をしんぱいしてちほうにくらした。せいぜい、三多摩の住宅に潜んでいたが、


それはもったいない失敗に、都心は疎かになった。


空洞家は丸の内界隈の小学校に起きた。

ここに来て、東日本震災から、関東迄十年

西日本迄二十年になっているようだ。


こうなっては最後の御報謝、今のうちに首都圏を記録し、


良く見聞きしておこうと、そういう心境及び行動になって来る。



無論問題は、去り行くものの価値の保存とともに、別離の悲しみと、


身の安全人名財産の補填であるが、そこが早めに移転するしかない。


地震との駆け引きに入った。


いつ来るか、それが難しい。あと十年は持たない。