ISBN:4059000353 文庫 峰 隆一郎 学習研究社 2001/03 ¥609

 新撰組と見廻組を幕府から預かりながら、敗退した会津の
 立場は、痛恨の極みと思う。
 浪士隊から、再編された新撰組が、知られる割に、
 旗本をメンバーとする見廻組の資料が残されていないのはなぜか。いや、残らなかったのか。
 佐々木只三郎は、会津から養子に出た人物で、浪士隊を引率し、清河八郎を斬ったのは幕命であるから、暗殺ではない。やはり、暗殺か。
 その後、江戸で新徴組が、京都に見廻組が置かれ、佐々木が京に再度赴く。
 見廻組の専攻書として、注目される峰チャンバラ小説である。
 佐々木は鳥羽伏見に敗戦して、死んだとされるが、生きていたとも伝説があるが。以上を踏まえて、いよいよ、「剣鬼・・」。

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