(ラフスケッチ)「職始末」の8.18の政変を見たのですが、
 天誅組ということは書かれていました。で、孝明の命令を容保が受けて下知した
   となっています。鎮圧です。なお、平凡社 東洋文庫ですのでご覧くだされば幸いです。 
 おもしろいことに、この東洋文庫版は、現代訳であり、訳者が金子光晴といえば、
 そう、あの詩人ですね。愛知県出身で反戦詩人のこの人物はどうしてこの仕事に
  着手したのでしょう。1964年の出版ですが。
  なお、山川健次郎の小著が数点存在し、いずれも、戦前というより大正のもののようです。
 その後発行されていない隠れた名著であるならば、問題です。
                      山川浩が完成できなかったところを、健次郎が取り組み、最終的に健次郎の筆跡である。山川浩著というよりも編集という形であるが(日誌体)、公文書のうらずけが資料的に出ていないようです。(この段、解説からうかがえること。      
 しかし近年、早稲田大学図書館で発見され出版された資料がありこれがどう絡んでくるかという問題にただ今気づいた次第。この資料は、部分を構成するかもしれないが、全体にはとても及ばないはずです。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索